切り絵鑑賞の3つのポイント

美術鑑賞する女性 切り絵
美術鑑賞する女性

こんにちは、Reiko.Kです。

今回は切り絵を作る側の方ではなく、切り絵を鑑賞する側の方へ向けた記事になります。

切り絵を鑑賞する際の3つのポイント

1.とにかく間近まで寄って見る

切り絵は大胆なものもありますが、今の切り絵の主流はやはり緻密で繊細なものだと思います。

だから、作者さんがどこまでその作品の緻密さにこだわったのかがよくわかるように、作品の超至近距離から見てみる事をお勧めします。

私などがそうなのですが、細かい部分を切っているときなどは実際にかなりの至近距離で作品を見ながら切っています。その為、作品の至近距離から観察することは制作時の作者さんと同じ視点になれるということです。

「こんな細かい線まで切ってたのか!」

そんな驚きに出会う事でしょう。

2.陰影のつけ方を見る

これは切り絵において作者さんの個性が良くわかる部分です。

単色の切り絵の場合、「影かそうでないか」はその切り絵の作者さんに任されています。

カラーの絵を描く時にももちろん陰には気を遣いますが、切り絵の場合はちょっと特殊な影のつけ方をしなければなりません。なぜなら、単純に陰影をつけただけでは線がつながらず、切った時に切り落としてしまうからです。

だからここは各切り絵作家さんの腕の見せ所です。

いかに自然に影の線をつなげられるか、線のつなげ方にどんな意匠が凝らしてあるかなど、個性が光るところでもあります。

「こんな風に線を足していって影をつなげていくのか!」

と新鮮な発見があるはずです。

3.図案の工夫を見る

ここまでは切り絵の技術についてポイントを置いて鑑賞してきました。

次は作家さんの図案(デザイン)力を見ていきましょう。

これを見るときには作品から少しだけ距離を置き、作品全体を眺めてみましょう。

そうするとその切り絵の題材が良く見えてくるはずです。

動物、植物、人物、風景、抽象等々。

図案にも作家さんのセンスが色濃く出ていることがわかります。

これは絵画鑑賞などと同じです。

なぜその題材を選んだのか、なぜその色を選んだのか(単色の場合でも黒色の方と他の色の方がいたり、多色切り絵をされる方もいます)、なぜその構図を選んだのか、といった風に多角的に捉えると実に面白いものです。

最後にまとめ

以上、切り絵鑑賞の際の3つのポイントでした。

これらのポイントは切り絵作家さん(少なくとも私は)が「わかってくれると嬉しい」と感じる部分だと思います。

以上のポイントを踏まえつつ、切り絵を楽しく鑑賞してみてくださいね。

 

 

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