真似から始まるオリジナリティー

デザイン

切り絵に限らず色々な分野でデザインセンスは必要となる部分がある。

今回はそんなデザインセンスについて書いてみたいと思う。

オリジナルを作るにはまずは真似から

「真似したもの」「手を加えた真似」「真似をアレンジしたもの」は全て元の作者さんに著作権が帰属する。個人的に学習用として真似をするのはいいが、真似した作品を例えアレンジしたと言えどネット上や公に公開してはいけない。ここだけは注意してほしい。

何を言っているのかと思われるかもしれないが、実は「真似をする」ということは自分を客観的にみるためにも有効な方法である。

自分で尊敬できる人の真似をしてみると、「自分に無いもの」「自分に足りないもの」に気づかされることが多々ある。

当然だ。

相手は自分が尊敬している人なのだから。

「この発想はなかった!」「ここはこんな風にしているのか」等々、きっと驚きや発見がいくつもあるに違いない。

この驚きや発見が後の「オリジナリティー」に繋がっていく。

「真似」から始まるオリジナリティー

「真似」をしたことできっと何かしらの「気付き」があったはずだ。

この「気付き」こそがあなたにとっての財産となる。

ここで勘違いしてほしくない事がある。

「真似できた事」はオリジナリティーにおいて不要である。

何故ならそれはすでにあなたが手にしているもので、いつでも再現が可能な物、言わば「あなたじゃなくても他の人にも出来るもの」だからだ。これはオリジナリティーからはかけ離れていると言える。

重要なのは「真似できなかったこと」、「気付き」である。ここにこそあなたらしさを出す要素がある。

足りない要素を自分で考え出そう

では、どうやって「あなたらしさ」を出してゆくのか。

まずは「真似できなかったこと」をあなたができる範囲で違うものに置換してしまおう。

切り絵でいうなら、細い線が苦手だったらそこは太い線に、曲線が苦手だったら直線に。

たったこれだけでも元の作品とはちょっと違ったものになるはずだ。

「ただの真似」から「ちょっと手を加えた真似」へと変わったのだ。

しかし「ちょっと手を加えた真似」はやはり他人の「真似」でしかない。

そこで今度は思い切って「真似できた部分」も自分の手で改変していくのだ。

丸を三角に、ただの塗りつぶし部分を幾何学模様に、無かった線を足してみる、など。

アレンジの幅は無限大である。

ここまでくると「手を加えた真似」から「元の面影はあるもののアレンジされた物」になる。

「真似」からオリジナルへ

ここまで来れたあなたなら、「アレンジ」の段階で色々と考えを振り絞ったのではないだろうか。

その振り絞った考えこそ「オリジナリティー」である。

さあ、いよいよ「真似」や「アレンジ」ではなく「あなたらしさ」を全開にする時が来た。

今あなたが生み出したいと思っているもの、「色」でも「具象」でも「抽象」でも「形」でも構わない。それを真っ白な紙に思いつくままに描いてみよう。この段階ではインスピレーションも重要だ。

そしてただ描くのではなく、随所に「アレンジ」した時に考え付いたものをちりばめていくのだ。

どうだろう?「オリジナリティー」のある作品は描けただろうか?

あなただけの作品ができたなら、それは完全な「オリジナル」である。

この記事が「オリジナリティー」へのきっかけとなれば幸いだ。

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