切り絵の技術よりもまず考えてほしいこと

切り絵

「何を切りたいのか」

新たに生まれてくる欲求

今日は「何を切りたいのか」についてお話しします。

私は前回、「まず紙を切る楽しさを知ってほしい」という趣旨のことを言った。

何より紙を切ることが楽しくなければ「切り絵」という大胆かつ繊細な世界でやっていけないからだ。だからこそまずは「楽しさ」を知ってほしかった。

しかし「楽しさ」を知ったあなたに新たな欲望がわいてくるはず。

それは「あの図柄を切ってみたい」という明確な図柄を切りたいという欲求。

私も娘の描いた絵を切った後はもっと違うものが切りたいと強く思った。

だが、ここで一度立ち止まって考えてみてほしい。

あなたが切りたいものは本当にあなたの物なのだろうか?

その図案、本当にあなたが考えたものですか?

もちろん2次創作と分かっていてアニメや漫画のキャラクターを切り絵にするのは、それを大っぴらに世間に出さない限りは、個人で楽しむ限りでは良いのではないかと思う。

しかし、せっかく切ったものなのだからやはり誰かの目に留まりたいと思うのが人の常ではないでしょうか。

そう、重要なのはここなのである。

「誰かに見てもらいたい」

切り絵の魅力を知ったあなたはきっとこう思うはず。

だったら誰に見せても文句の言われない図柄を考えなければならない。すなわち「オリジナル」を。

自分の「オリジナル」を考える

実はここが敷居が最も高いと思う部分だ。何故なら「紙を切る」ことと「デザインする事」は全く違ったものだからだ。

「デザインをする」=「創造する」というのは簡単なようで難しい。

実際に私は切り絵の図案が盗作されていたという話もいくつか聞いている。それによって傷ついた被害者がいることも。

なので今回は切る楽しさを知ったあなたにあえて苦言を呈したい。

「あなたが切りたいと思っている図案はあなたの創造からできたものですか?」

この問いかけに答えが出たら次のステップに進んでほしい。

 

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