作品の「主題(テーマ)」を決めよう

デザイン

漠然とではなく明確な目的をテーマとする

今回は切り絵のデザインをする上での持論を展開したいと思います。

主題(テーマ)を持たずに漠然とデザインしていないか

「この人物だったらカッコ良さそう」「こんな動物がいたら可愛い」、こういったテーマでデザインすることはもちろんアリだと思います。

実際、そのデザインの切り絵は「カッコ良く」「可愛い」ことと思います。

だけど、そのテーマは「主題」と呼ぶには漠然としすぎていないでしょうか?

「主題」とは文字通り主とする題材のことです。

「主題(テーマ)」とするならば漠然とした雰囲気でデザインをするのではなく、明確なビジョンが必要になってきます。

「主題(テーマ)」とは掲げるもの

もちろんとことん「カッコいい」を追求するのもいいと思います。きっと突き詰めれば誰もが感嘆する「カッコいい」作品が生まれるに違いないでしょう。

だけど私はテーマとするものにはそれを掲げられるものを持ってほしいと思います。明確なビジョンをです。

たとえば私の場合は、切り絵を始めて間もない頃は「なんとなく」「きれいな」人物や風景、動物を切っていました。

しかし、ある頃から「このままでいいのか?」と思うようになったのです。

今のままでは「なんとなく」「きれいな」だけの作品しか作れない凡庸な作家で終わってしまうと感じました。

そこで私は明確なテーマを掲げることにしました。

ズバリ「愛」、です。

一口に「愛」と言っても様々な形があります。しかし、どのような形であれ根底に流れるものは「愛」であるとしてデザインするように心がけてきました。

そうすると発想にもデザインにも変化が現れるようになっていきました。

「愛」というテーマのことを考えるたびに世界の形にまで考えが及ぶようになりました。

そしてそれは私独自の世界観を築くようにまでなっていったのです。

 

このように「主題(テーマ)」に掲げられるような明確なビジョンを与えると、発想やデザインに独自性が出てきます。そう「オリジナリティー」と呼ばれるものです。

テーマを決めると縛られるようにも感じるかもしれないですが、それは間違いでテーマとは=「個性」でもあるのです。

是非これから何かをデザインしようとするときは、自分の中に明確な「主題(テーマ)」を掲げてみてください。きっと今までとは違う新しいデザインが浮かぶはずです。

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